10.2. useState
はじめに このセクションでは、Reactフックの基本的な部分であるuseStateフックについて詳しく見ていきましょう。useStateを使うと、関数コンポーネントで状態を簡単に管理できます。GeekとGalの会話に沿って学んでいきましょう。 useStateフックは、関数コンポーネントで状態を管理するのにめちゃくちゃ便利なツールなのよ! それはいいね!どうやって動くの? 超簡単!useStateは、現在の状態値とそれを更新する関数のペアを返すの。この関数を呼び出して新しい状態を設定できるのよ! useStateの使い方 useStateを使うには、Reactからインポートして、関数コンポーネントの中で呼び出す必要があるわ。こんな感じになるの: import React, { useState } from 'react'; function Counter() { const [count, setCount] = useState(0); } なるほど!だから、ReactからuseStateをインポートして、関数コンポーネントの中で呼び出すんだね。でも、その [count, setCount] って何? いい質問ね!これは配列の分割代入と呼ばれるものよ。useStateフックは、現在の状態値とそれを更新する関数の2つの要素を持つ配列を返すの。その2つの値を別々に取得するために、配列を分割代入しているの。 状態の更新 それでは、useStateが返す関数を使って状態を更新する方法を見てみましょう! import React, { useState } from 'react'; function Counter() { const [count, setCount] = useState(0); return ( <div> <p>Count: {count}</p> <button onClick={() => setCount(count + 1)}>Increment</button> </div> ); } ああ、だから setCount 関数を使って状態を更新し、ReactがUIの更新を面倒見るんだね! その通り!useStateフックを使うことで、クラスコンポーネントやその複雑さを必要とせずに、関数コンポーネントで状態を簡単に管理できるのよ! おわりに useStateフックを使うことで、関数コンポーネントで状態をシンプルかつ効果的に管理できます。現在の状態値とそれを更新する関数からなるペアを返します。useStateを使えば、関数コンポーネントをより強力で使いやすくできるわ!😃